在留資格とビザの違い

投稿日:2015年02月13日

在留資格とビザの違い

日本に入国する際、混同されやすいのがビザ(査証)と在留資格。この2つの違いを理解して、入国手続きを円滑に進めましょう。

在留資格とは

原則、日本に入国する外国人は上陸許可を受け、その際に決定された在留資格によって、在留することになっています。

在留資格は簡単に言うと、日本での活動目的に応じて与えられる資格のことです。外国人が日本にいる際に行うことができる活動の範囲は「出入国管理及び難民認定法」で定められており、「資格外活動の許可」を取得している場合を除き、原則、在留資格の活動範囲外の活動を行ってはなりません。

つまり、外国人が日本で働くためには在留資格が必要で、その活動内容は在留資格の種類によって細かく決められており、その範囲内でしか行うことができないということです。

ビザ(査証)とは

日本の入管法では、パスポートに有効なビザを所持していることが上国の条件となっています。ビザは簡単に言うと、日本に上国するための推薦状のようなものです。

渡米目的や滞在期間によってビザの種類や要否は異なります。またそれによって、付与される在留資格も変わるので、大使館では目的に合わせたビザを取得するようにしましょう。

また通常の場合、入国するためにはビザの取得が必須ですが、一部例外があります。該当するケースが下記です。

・再度日本に入国する場合

日本から出国する前に予め再入国許可を取得しておくと、同一のビザで日本に入国することができます。そのため、再度ビザを取り直す必要がありません。

・特例上陸許可の場合

飛行機の乗り継ぎなどで日本に立ち寄った場合、72時間以内であれば買い物を楽しむことができます。

外国人が日本へ入国する際の流れ

外国人が日本へ入国するには、まず現地にある日本大使館(総領事館)などでビザの申請を行う必要があります。このときに必要な書類は、申請者の国籍、渡米目的によって異なりますが、最低限必要なのはパスポート、査証申請書、写真です。

ビザを取得したら、3か月以内に日本に入国してください。日本の空港や港で、入国審査官がパスポートに押されたビザを確認し、内容が問題なければビザの内容に合った在留資格が付与され、入国が許可されます。

入国が許可されたタイミングでビザは使用済みとなり、入国後は入国時に与えられた在留資格が在留する根拠となります。

以上、ビザと在留資格について、ご紹介しました。ビザと在留資格、それぞれの用途を理解して日本への入国に臨むようにしてください。