質問
就職と在留資格について
今年、大学の歴史学科日本史学専攻に入学した一年生ですが
就職で在留資格を取得するためには大学での専攻と仕
事の内容がある程度関連する必要があると聞いておりますが、自分の場合ですと日本史学専攻なのでどういう業界、職種に就職できるかあるいはできないかというのがよくわかりません。このことについて教えていただけたらいいなと思っております。
よろしくお願いします。
回答
こんにちは。
Jaboon事務局のKoh(こう)と申します。
ご質問に回答します。
まずは、「大学での専攻と仕事の内容がある程度関連する必要があると聞いております」
についてですが、その通りであります。
但し、大学での専攻は、これから従事しようとする仕事内容に生かせないからと言って、
在留資格の変更ができないとは限りません。
なぜならば、外国人留学生が就職すれば、
「技術・人文知識・国際業務」との在留資格は通常与えられますが、
その際に、その名の通り、これから従事しようとする仕事内容のうち、
「技術」、「人文知識」または「国際業務」のいずれかに該当すれば、
日本での就労が認めれます。
勿論、雇用側の経営状態などにより、100%大丈夫だとは言いませんが、
日本史学専攻だから、日本での就職ができないことはありません。
私自身は、日本の政治学を専攻してきましたが、
政治史を通じて日本のことを知るようになったこと以外に、
学業で得た知識をストレートに仕事に生かせるものは無いように思います。
日本ではよく見られることですが、海外では状況は別かも知れません。
ご参考まで。